パン屋さん開業のためのポイント

パン屋さんになる為に必要な資格?

日本にはドイツのようなマイスター制度はないので基本的にパンが作れて場所とお金さえあれば思い立ってから1年で
パン屋さんを始める事も出来ます。

資格・許可書
思いのほかパン屋さんになるのは簡単なのですが、もちろん取らなければいけない資格や許可書もあります。

食品衛生責任者の資格
保健所で申し込み書をもらって記入郵送した後、1日間の講習を受けるだけ。
地域によって講習回数は異なるが、都内の場合は毎月5〜6回。

営業許可書
施設基準というのがあるので、パン屋さんをやる事に決まったらまず図面を持って保健所に。
そこで指導を受け、施設・設備を整えます。「営業許可申請書」を提出して立ち入り検査に来てもらう。

サンドイッチを作らない場合は「菓子製造業」、サンドイッチを作る場合は 「飲食店営業」などと内容によってかかるお金もチェック項目も変わってきます。牛乳を販売する場合は別に「乳類販売」でお金がかかります。
さらに詳しく知りたい方はお問い合わせください。

パン屋さんになる為の心構えとポイント

いろいろな人と会う事たくさんの店を見学し、良いところを見つけメモする
◎とにかく(大手も含めて)パンをたくさん食べ歩く事
◎自己資金は最低300万円。あとは身内の人に借金する覚悟で
◎公的な借入の手続きは自分で行う
◎図面が出来たら、保健所に行き「営業許可申請書」を提出する
◎不動産屋は地域の情報を握っている。日参して顔なじみになる
◎商圏調査は自分の足で。役所を利用すべし
◎「参考になる店」を知る為には専門家と仲良くしておく
◎自分でチラシを撒き、地域を歩いてみよう
◎工場・売場の広さは6:4
◎レイアウトについて自己主張をもつ
◎パート・アルバイトの募集は店が出来てから
◎時給・労働時間は地元のチラシを参考にする
◎自分の店のキャッチフレーズを書き出しておく
◎挨拶状・礼状は忘れずに
◎試験焼きには2週間位を費やす
「自分のパン」を5種類以上。又、地元の素材を使ったパンをつくる
◎オープニングセールは手作りのチラシを
◎製法の勉強は常に怠りなく
◎売上が停滞したら、自らの手でまず清掃をする
◎商品アイテムは常に60以内に
◎売上順位、一覧表をつくろう

一番大切なのは何と言っても本人のやる気
パン屋さんになりたいと思っている人は、 このポイントを参考に開店の準備を進めてみてはどうでしょうか??